医療費控除計算機
年間の医療費から控除額と還付金の目安を計算(セルフメディケーション税制比較つき)
1年間の医療費
足切り額(10万円か所得の5%)と還付額の試算に使います。
1月1日〜12月31日に、生計を一にする家族全員分として支払った医療費。通院の交通費や治療目的の市販薬も含められます。
生命保険の入院給付金、高額療養費、出産育児一時金など。
セルフメディケーション税制の対象マーク付き市販薬の年間購入額。レシートに対象と表示されます。
令和7年分・令和8年分(2025年・2026年)の所得税、令和8年度分以後の住民税(2026年6月確認)。セルフメディケーション税制は令和8年12月31日までの特例で、 通常の医療費控除とはどちらか一方しか使えません。
計算結果
医療費控除額(通常)
医療費 ¥300,000(補填差引後)− 足切り ¥100,000
還付・節税の目安(通常)
所得税 ¥10,210 + 住民税 ¥20,000
セルフメディケーション税制
還付・節税の目安 ¥0(上限8.8万円)
おすすめの選択
セルフメディケーション税制より ¥30,210 有利
還付・節税額は、社会保険料を年収の15%と仮定し基礎控除(令和7・8年分)のみを 考慮した概算です(復興特別所得税2.1%込み・住民税所得割10%)。実際の還付額は 源泉徴収された税額や他の控除によって変わります。
医療費控除ガイド
計算式と上限
医療費控除額 = 支払った医療費 − 保険金などの補填 − 10万円(総所得200万円未満の人は総所得の5%)で、上限は200万円です。控除額がそのまま戻るのではなく、控除額に所得税率を掛けた金額が還付され、翌年度の住民税が控除額の10%安くなります。
対象になる費用は意外と広い
診療費・入院費のほか、通院の電車・バス代、出産費用、不妊治療、レーシック、子どもの歯列矯正、治療目的の市販薬なども対象です。一方、美容整形、予防接種、健康増進のためのサプリメント、自家用車での通院のガソリン代などは対象外です。
💡 医療費控除のポイント
- 家族全員の医療費を合算して、所得(税率)が高い人が申告するのが基本的に有利
- 通院交通費や治療目的の市販薬も忘れずに集計しましょう
- 医療費が少ない年はセルフメディケーション税制(OTC薬1.2万円超)も検討
- 申告し忘れても5年以内なら還付申告が可能。領収書は5年間保管
計算結果は概算です。実際の控除額・還付額は確定申告の内容により決定されます。
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よくある質問
医療費が10万円を超えないと医療費控除は受けられませんか?
総所得金額等が200万円以上の人は10万円が足切り額ですが、200万円未満の人は「総所得金額等の5%」が足切り額になります。例えば総所得150万円(給与収入約215万円)なら7.5万円を超えた分から控除できます。また医療費が10万円以下でも、対象OTC医薬品を年12,000円超購入していればセルフメディケーション税制が使える場合があります。
家族の医療費もまとめて申告できますか?
できます。生計を一にする配偶者や親族のために支払った医療費は合算できます。共働き夫婦の場合は、所得が多く税率の高い人がまとめて申告するほうが還付額が大きくなるのが一般的です(ただし足切り額は申告者の所得で決まる点に注意)。
医療費控除でいくら戻ってきますか?
「控除額 × 所得税率」が還付の目安で、翌年度の住民税も「控除額 × 10%」安くなります。例えば控除額15万円・所得税率10%なら、所得税の還付約1.5万円(復興税込み)+住民税1.5万円で合計約3万円の負担減です。支払った医療費がそのまま戻るわけではありません。
セルフメディケーション税制とはどんな制度ですか?
健康診断や予防接種など「一定の取組」をしている人が、対象マーク付きのOTC医薬品(スイッチOTC等)を年間12,000円を超えて購入した場合、超えた分(上限88,000円)を所得控除できる特例です(令和8年12月31日まで)。通常の医療費控除との選択適用で、申告後の変更はできないため、本計算機で有利なほうを確認してから申告しましょう。
保険金や高額療養費を受け取った場合はどうなりますか?
生命保険の入院給付金や健康保険の高額療養費・出産育児一時金などは、支払った医療費から差し引く必要があります。ただし差し引くのは「その給付の目的となった医療費」からだけです。例えば入院給付金が入院費を上回っても、引ききれない分を他の通院費などから差し引く必要はありません。
医療費控除は年末調整でできますか?
できません。医療費控除(セルフメディケーション税制を含む)は確定申告が必要です。会社員の還付申告は翌年1月1日から5年間提出できるので、申告し忘れた年の分もさかのぼって申告できます。領収書の提出は不要ですが「医療費控除の明細書」の添付と、領収書の5年間保管が必要です。