イットリウム (Y)
元素 39 · 遷移金属 · 88.906 u
電子殻ごとの電子数: 2, 8, 18, 9, 2
イットリウムは希土類金属で、蛍光体を発光させたり、液体窒素温度で動作する超伝導体を作るのに使われる。スウェーデンの小さな採石場が、四つの元素にその名を与えた。
イットリウム、イッテルビウム、テルビウム、エルビウムはすべて、スウェーデンの同じ村イッテルビーにその名を由来する。
- 原子番号
- 39
- 原子質量
- 88.906 u
- 電子配置
- [Kr] 5s² 4d¹
- 族・周期・ブロック
- 3 · 5 · d
- 酸化数
- +3
- 電気陰性度
- 1.22 (Pauling)
- 融点
- 1,522 °C
- 沸点
- 3,345 °C
- 密度
- 4.47 g/cm³
- 常温での状態
- 固体
- 外観
- 銀色の金属
- 発見
- Johan Gadolin, 1794
第3族
用途
- ディスプレイやLEDの赤色蛍光体
- YAGレーザー
- 高温超伝導体
- 酸素センサーやセラミックス
原子構造
イットリウムの中性原子は39個の陽子と39個の電子を持つ。最も多く存在する同位体はおよそ50個の中性子を持ち、これが質量数89の由来である。中性子の数が変われば同位体が変わり、陽子の数が変われば別の元素になる。
これらの電子は内側の電子殻から順に配置され、電子殻ごとの電子数は2, 8, 18, 9, 2である。軌道表記では[Kr] 5s² 4d¹となる。
3D electron orbitals
See where イットリウム's electrons actually are — a cloud of 26,000 points sampled from the probability density |ψ|², not a cartoon of a lobe.
周期表における位置
発見と名前の由来
イットリウムはJohan Gadolinによって1794年に発見された。名前の由来:スウェーデンの村イッテルビーにちなむ。
さらに調べる
原子量はIUPAC/CIAAWに基づき、物理的性質は米国国立医学図書館のPubChemに基づく。実測されていない値は推定値ではなく「未測定」として示している。
関連する計算機
よくある質問
イットリウムの原子量はいくつか。
イットリウムの標準原子量は88.906で、IUPACの同位体組成・原子量委員会(CIAAW)が定めている。
イットリウムの陽子・中性子・電子の数はそれぞれいくつか。
イットリウムは39個の陽子を持つ。原子番号はそのまま陽子の数を表し、これがイットリウムをイットリウムとして決定づける値である。中性の原子では電子の数も陽子と同じ39個になる。中性子の数は同位体によって異なるが、最も多く存在する同位体ではおよそ50個で、89 − 39 = 50という関係から求められる。
イットリウムの電子配置はどうなっているか。
イットリウムの電子配置は[Kr] 5s² 4d¹である。電子は5個の電子殻に2, 8, 18, 9, 2のように分布する。
イットリウムは金属か。
はい。イットリウムは遷移金属に分類される。金属光沢をもち、電気や熱をよく伝え、反応では電子を失って陽イオンになりやすい。
イットリウムは何族・何周期に属するか。
イットリウムは3族(第3族)、第5周期に位置し、dブロックに属する。族は縦の列、周期は横の行を指す。
イットリウムのイオンの価数はいくつか。
イットリウムは化合物中でイオン3+になることが多い。全体として見ると、とりうる酸化数は+3である。
イットリウムの融点はどのくらいか。
イットリウムは1,522 °Cで融解し、3,345 °Cで沸騰する。室温では固体である。
イットリウムは何に使われるか。
イットリウムの主な用途にはディスプレイやLEDの赤色蛍光体, YAGレーザー, 高温超伝導体, 酸素センサーやセラミックスが挙げられる。イットリウムは希土類金属で、蛍光体を発光させたり、液体窒素温度で動作する超伝導体を作るのに使われる。スウェーデンの小さな採石場が、四つの元素にその名を与えた。。
イットリウムを発見したのは誰で、名前の由来は何か。
イットリウムはJohan Gadolinによって1794年に発見された。名前の由来:スウェーデンの村イッテルビーにちなむ。