セリウム (Ce)
元素 58 · ランタノイド · 140.12 u
電子殻ごとの電子数: 2, 8, 18, 19, 9, 2
セリウムは希土類元素の中で最も豊富に存在し、その量は銅とほぼ同程度である。二つの酸化状態を容易に切り替えられるため、酸素を運ぶ優れた触媒となる。
ライターの火花は、発火石のホイールで削り取られたセリウム合金が燃えているものである。
- 原子番号
- 58
- 原子質量
- 140.12 u
- 電子配置
- [Xe] 6s² 4f¹ 5d¹
- 族・周期・ブロック
- fブロック · 6 · f
- 酸化数
- +3, +4
- 電気陰性度
- 1.12 (Pauling)
- 融点
- 798 °C
- 沸点
- 3,424 °C
- 密度
- 6.77 g/cm³
- 常温での状態
- 固体
- 外観
- 銀白色の柔らかい金属
- 発見
- Martin Heinrich Klaproth, Jöns Jacob Berzelius and Wilhelm Hisinger, 1803
用途
- 触媒コンバーターの酸素貯蔵
- ガラスやシリコンウェハーの研磨
- ライターの発火石(フェロセリウム)
- セルフクリーニングオーブンのコーティング
原子構造
セリウムの中性原子は58個の陽子と58個の電子を持つ。最も多く存在する同位体はおよそ82個の中性子を持ち、これが質量数140の由来である。中性子の数が変われば同位体が変わり、陽子の数が変われば別の元素になる。
これらの電子は内側の電子殻から順に配置され、電子殻ごとの電子数は2, 8, 18, 19, 9, 2である。軌道表記では[Xe] 6s² 4f¹ 5d¹となる。
3D electron orbitals
See where セリウム's electrons actually are — a cloud of 26,000 points sampled from the probability density |ψ|², not a cartoon of a lobe.
周期表における位置
発見と名前の由来
セリウムはMartin Heinrich Klaproth, Jöns Jacob Berzelius and Wilhelm Hisingerによって1803年に発見された。名前の由来:準惑星ケレスにちなむ。
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原子量はIUPAC/CIAAWに基づき、物理的性質は米国国立医学図書館のPubChemに基づく。実測されていない値は推定値ではなく「未測定」として示している。
関連する計算機
よくある質問
セリウムの原子量はいくつか。
セリウムの標準原子量は140.12で、IUPACの同位体組成・原子量委員会(CIAAW)が定めている。
セリウムの陽子・中性子・電子の数はそれぞれいくつか。
セリウムは58個の陽子を持つ。原子番号はそのまま陽子の数を表し、これがセリウムをセリウムとして決定づける値である。中性の原子では電子の数も陽子と同じ58個になる。中性子の数は同位体によって異なるが、最も多く存在する同位体ではおよそ82個で、140 − 58 = 82という関係から求められる。
セリウムの電子配置はどうなっているか。
セリウムの電子配置は[Xe] 6s² 4f¹ 5d¹である。電子は6個の電子殻に2, 8, 18, 19, 9, 2のように分布する。
セリウムは金属か。
はい。セリウムはランタノイドに分類される。金属光沢をもち、電気や熱をよく伝え、反応では電子を失って陽イオンになりやすい。
セリウムは何族・何周期に属するか。
セリウムは周期表の下に別枠で示されるfブロックの元素で、第6周期に位置し、ランタノイドの仲間である。この領域の元素には、標準的な18列の族番号が割り当てられていない。
セリウムのイオンの価数はいくつか。
セリウムは化合物中でイオン3+ / 4+になることが多い。全体として見ると、とりうる酸化数は+3, +4である。
セリウムの融点はどのくらいか。
セリウムは798 °Cで融解し、3,424 °Cで沸騰する。室温では固体である。
セリウムは何に使われるか。
セリウムの主な用途には触媒コンバーターの酸素貯蔵, ガラスやシリコンウェハーの研磨, ライターの発火石(フェロセリウム), セルフクリーニングオーブンのコーティングが挙げられる。セリウムは希土類元素の中で最も豊富に存在し、その量は銅とほぼ同程度である。二つの酸化状態を容易に切り替えられるため、酸素を運ぶ優れた触媒となる。。
セリウムを発見したのは誰で、名前の由来は何か。
セリウムはMartin Heinrich Klaproth, Jöns Jacob Berzelius and Wilhelm Hisingerによって1803年に発見された。名前の由来:準惑星ケレスにちなむ。