カルシウム (Ca)

元素 20 · アルカリ土類金属 · 40.078 u

2040.078
Ca
カルシウム
アルカリ土類金属
Ca

電子殻ごとの電子数: 2, 8, 8, 2

カルシウムは地殻中で5番目に多く存在する元素で、骨や貝殻、サンゴを構成する構造ミネラルである。石灰やセメントとして、文字通り都市を支えてもいる。

ドーバーの白い断崖は、無数のプランクトンのカルシウムの骨格が圧縮されたものである。

原子番号
20
原子質量
40.078 u
電子配置
[Ar] 4s²
族・周期・ブロック
2 · 4 · s

アルカリ土類金属

酸化数
+2
電気陰性度
1 (Pauling)
融点
842 °C
沸点
1,484 °C
密度
1.54 g/cm³
常温での状態
固体
外観
くすんだ銀灰色の金属
発見
Humphry Davy, 1808

用途

  • セメントとコンクリート
  • 製鉄用のフラックス
  • サプリメント
  • しっくいとモルタル

原子構造

カルシウムの中性原子は20個の陽子と20個の電子を持つ。最も多く存在する同位体はおよそ20個の中性子を持ち、これが質量数40の由来である。中性子の数が変われば同位体が変わり、陽子の数が変われば別の元素になる。

これらの電子は内側の電子殻から順に配置され、電子殻ごとの電子数は2, 8, 8, 2である。軌道表記では[Ar] 4s²となる。

3D electron orbitals

See where カルシウム's electrons actually are — a cloud of 26,000 points sampled from the probability density |ψ|², not a cartoon of a lobe.

周期表における位置

第2族の金属で、最外殻に電子が2個ある。アルカリ金属より硬く反応性も低いが、骨や貝殻、セメントを構成する2価イオンを作る。

発見と名前の由来

カルシウムはHumphry Davyによって1808年に発見された。名前の由来:ラテン語のcalx(石灰)から。

さらに調べる

原子量はIUPAC/CIAAWに基づき、物理的性質は米国国立医学図書館のPubChemに基づく。実測されていない値は推定値ではなく「未測定」として示している。

関連する計算機

よくある質問

カルシウムの原子量はいくつか。

カルシウムの標準原子量は40.078で、IUPACの同位体組成・原子量委員会(CIAAW)が定めている。

カルシウムの陽子・中性子・電子の数はそれぞれいくつか。

カルシウムは20個の陽子を持つ。原子番号はそのまま陽子の数を表し、これがカルシウムをカルシウムとして決定づける値である。中性の原子では電子の数も陽子と同じ20個になる。中性子の数は同位体によって異なるが、最も多く存在する同位体ではおよそ20個で、40 − 20 = 20という関係から求められる。

カルシウムの電子配置はどうなっているか。

カルシウムの電子配置は[Ar] 4s²である。電子は4個の電子殻に2, 8, 8, 2のように分布する。

カルシウムは金属か。

はい。カルシウムはアルカリ土類金属に分類される。金属光沢をもち、電気や熱をよく伝え、反応では電子を失って陽イオンになりやすい。

カルシウムは何族・何周期に属するか。

カルシウムは2族(アルカリ土類金属)、第4周期に位置し、sブロックに属する。族は縦の列、周期は横の行を指す。

カルシウムのイオンの価数はいくつか。

カルシウムは化合物中でイオン2+になることが多い。全体として見ると、とりうる酸化数は+2である。

カルシウムの融点はどのくらいか。

カルシウムは842 °Cで融解し、1,484 °Cで沸騰する。室温では固体である。

カルシウムは何に使われるか。

カルシウムの主な用途にはセメントとコンクリート, 製鉄用のフラックス, サプリメント, しっくいとモルタルが挙げられる。カルシウムは地殻中で5番目に多く存在する元素で、骨や貝殻、サンゴを構成する構造ミネラルである。石灰やセメントとして、文字通り都市を支えてもいる。。

カルシウムを発見したのは誰で、名前の由来は何か。

カルシウムはHumphry Davyによって1808年に発見された。名前の由来:ラテン語のcalx(石灰)から。