セシウム (Cs)

元素 55 · アルカリ金属 · 132.91 u

55132.91
Cs
セシウム
アルカリ金属
Cs

電子殻ごとの電子数: 2, 8, 18, 18, 8, 1

セシウムは最も反応性の高い金属で、融点はわずかに室温を上回る程度である。その超微細遷移は、秒の公式な定義そのものとなっている。

1秒は、セシウム133原子の91億9263万1770回の振動として正確に定義されている。

原子番号
55
原子質量
132.91 u
電子配置
[Xe] 6s¹
族・周期・ブロック
1 · 6 · s

アルカリ金属

酸化数
+1
電気陰性度
0.79 (Pauling)
融点
28.44 °C
沸点
671 °C
密度
1.93 g/cm³
常温での状態
固体
外観
銀金色の柔らかい金属
発見
Robert Bunsen and Gustav Kirchhoff, 1860

用途

  • 原子時計やGPSの時刻管理
  • 石油掘削用流体
  • 光電素子
  • 真空管のゲッター材

原子構造

セシウムの中性原子は55個の陽子と55個の電子を持つ。最も多く存在する同位体はおよそ78個の中性子を持ち、これが質量数133の由来である。中性子の数が変われば同位体が変わり、陽子の数が変われば別の元素になる。

これらの電子は内側の電子殻から順に配置され、電子殻ごとの電子数は2, 8, 18, 18, 8, 1である。軌道表記では[Xe] 6s¹となる。

3D electron orbitals

See where セシウム's electrons actually are — a cloud of 26,000 points sampled from the probability density |ψ|², not a cartoon of a lobe.

周期表における位置

第1族の金属で、最外殻の電子が1個しかない。軟らかく融点が低く、反応性が非常に高いため油の中で保管される。反応性は族の下ほど強くなる。

発見と名前の由来

セシウムはRobert Bunsen and Gustav Kirchhoffによって1860年に発見された。名前の由来:ラテン語のcaesius(「空色」の意)にちなむ。

さらに調べる

原子量はIUPAC/CIAAWに基づき、物理的性質は米国国立医学図書館のPubChemに基づく。実測されていない値は推定値ではなく「未測定」として示している。

関連する計算機

よくある質問

セシウムの原子量はいくつか。

セシウムの標準原子量は132.91で、IUPACの同位体組成・原子量委員会(CIAAW)が定めている。

セシウムの陽子・中性子・電子の数はそれぞれいくつか。

セシウムは55個の陽子を持つ。原子番号はそのまま陽子の数を表し、これがセシウムをセシウムとして決定づける値である。中性の原子では電子の数も陽子と同じ55個になる。中性子の数は同位体によって異なるが、最も多く存在する同位体ではおよそ78個で、133 − 55 = 78という関係から求められる。

セシウムの電子配置はどうなっているか。

セシウムの電子配置は[Xe] 6s¹である。電子は6個の電子殻に2, 8, 18, 18, 8, 1のように分布する。

セシウムは金属か。

はい。セシウムはアルカリ金属に分類される。金属光沢をもち、電気や熱をよく伝え、反応では電子を失って陽イオンになりやすい。

セシウムは何族・何周期に属するか。

セシウムは1族(アルカリ金属)、第6周期に位置し、sブロックに属する。族は縦の列、周期は横の行を指す。

セシウムのイオンの価数はいくつか。

セシウムは化合物中でイオン1+になることが多い。全体として見ると、とりうる酸化数は+1である。

セシウムの融点はどのくらいか。

セシウムは28.44 °Cで融解し、671 °Cで沸騰する。室温では固体である。

セシウムは何に使われるか。

セシウムの主な用途には原子時計やGPSの時刻管理, 石油掘削用流体, 光電素子, 真空管のゲッター材が挙げられる。セシウムは最も反応性の高い金属で、融点はわずかに室温を上回る程度である。その超微細遷移は、秒の公式な定義そのものとなっている。。

セシウムを発見したのは誰で、名前の由来は何か。

セシウムはRobert Bunsen and Gustav Kirchhoffによって1860年に発見された。名前の由来:ラテン語のcaesius(「空色」の意)にちなむ。