テルビウム (Tb)

元素 65 · ランタノイド · 158.93 u

65158.93
Tb
テルビウム
ランタノイド
Tb

電子殻ごとの電子数: 2, 8, 18, 27, 8, 2

テルビウムは三波長蛍光灯やディスプレイの緑色を生み出す。また磁場の中で形が変化するため、平らな面をスピーカーに変えることができる。

テルフェノールD合金は磁場の中で物理的に長さが変わり、硬い面を丸ごとスピーカーにしてしまう。

原子番号
65
原子質量
158.93 u
電子配置
[Xe] 6s² 4f⁹
族・周期・ブロック
fブロック · 6 · f
酸化数
+3
電気陰性度
未測定
融点
1,356 °C
沸点
3,230 °C
密度
8.23 g/cm³
常温での状態
固体
外観
銀白色の金属
発見
Carl Gustaf Mosander, 1843

用途

  • ディスプレイやランプの緑色発光体
  • テルフェノールD磁歪アクチュエーター
  • 固体デバイスとセンサー
  • 燃料電池の安定剤

原子構造

テルビウムの中性原子は65個の陽子と65個の電子を持つ。最も多く存在する同位体はおよそ94個の中性子を持ち、これが質量数159の由来である。中性子の数が変われば同位体が変わり、陽子の数が変われば別の元素になる。

これらの電子は内側の電子殻から順に配置され、電子殻ごとの電子数は2, 8, 18, 27, 8, 2である。軌道表記では[Xe] 6s² 4f⁹となる。

3D electron orbitals

See where テルビウム's electrons actually are — a cloud of 26,000 points sampled from the probability density |ψ|², not a cartoon of a lobe.

周期表における位置

fブロック第1行、原子番号57〜71の元素群。互いに化学的性質がよく似ており分離が難しいが、磁石やレーザー、蛍光体に欠かせない。

発見と名前の由来

テルビウムはCarl Gustaf Mosanderによって1843年に発見された。名前の由来:スウェーデンの村イッテルビーにちなむ。

さらに調べる

原子量はIUPAC/CIAAWに基づき、物理的性質は米国国立医学図書館のPubChemに基づく。実測されていない値は推定値ではなく「未測定」として示している。

関連する計算機

よくある質問

テルビウムの原子量はいくつか。

テルビウムの標準原子量は158.93で、IUPACの同位体組成・原子量委員会(CIAAW)が定めている。

テルビウムの陽子・中性子・電子の数はそれぞれいくつか。

テルビウムは65個の陽子を持つ。原子番号はそのまま陽子の数を表し、これがテルビウムをテルビウムとして決定づける値である。中性の原子では電子の数も陽子と同じ65個になる。中性子の数は同位体によって異なるが、最も多く存在する同位体ではおよそ94個で、159 − 65 = 94という関係から求められる。

テルビウムの電子配置はどうなっているか。

テルビウムの電子配置は[Xe] 6s² 4f⁹である。電子は6個の電子殻に2, 8, 18, 27, 8, 2のように分布する。

テルビウムは金属か。

はい。テルビウムはランタノイドに分類される。金属光沢をもち、電気や熱をよく伝え、反応では電子を失って陽イオンになりやすい。

テルビウムは何族・何周期に属するか。

テルビウムは周期表の下に別枠で示されるfブロックの元素で、第6周期に位置し、ランタノイドの仲間である。この領域の元素には、標準的な18列の族番号が割り当てられていない。

テルビウムのイオンの価数はいくつか。

テルビウムは化合物中でイオン3+になることが多い。全体として見ると、とりうる酸化数は+3である。

テルビウムの融点はどのくらいか。

テルビウムは1,356 °Cで融解し、3,230 °Cで沸騰する。室温では固体である。

テルビウムは何に使われるか。

テルビウムの主な用途にはディスプレイやランプの緑色発光体, テルフェノールD磁歪アクチュエーター, 固体デバイスとセンサー, 燃料電池の安定剤が挙げられる。テルビウムは三波長蛍光灯やディスプレイの緑色を生み出す。また磁場の中で形が変化するため、平らな面をスピーカーに変えることができる。。

テルビウムを発見したのは誰で、名前の由来は何か。

テルビウムはCarl Gustaf Mosanderによって1843年に発見された。名前の由来:スウェーデンの村イッテルビーにちなむ。